「逃げろっ！」で終わるストーリー③ ≫2007.02.25 [Sun]

昨日訪れた家庭のお母さん、以前ネタに書いたお母さんです。


名前以外知らない看護婦を「お似合いだ」と言って僕に紹介しようとした


そういうお母さんです。

って、このネタを書いたのは、本家のほうでしたね。。。
詳しく知りたい方は→　こちら
コメント欄も含めて読んでいただければ、状況は把握できると思います。

今回僕に言ってきたのは・・・

今度卒業式があるじゃないですか。
「卒業式に参列しようかしら」
と言いはじめたんですよ。


まぁね、僕はどこで卒業式をやるかわからないので
適当に「札幌ドームであるみたいですよ」とか言っておくかｗ


あとね、別の家庭では。
「合格発表はいつですか？」とよく聞かれます。
「知りません＾＾；」と答えるんですけどね。いや、ホントに知らないからさ。
「教えたくないんですか？」ってね。
なんですか、喧嘩売ってるんですかっていう雰囲気のことを言ってくれます。
さらには「受験番号は何番ですか」っていうんで、
「札幌の○番ですよ」ってね。正直に答えました。
これだけじゃ、なにもわからんだろとｗ

とにかく、

試験直前に余計なストレスをプレゼントしないでくれ

とね、これだけはお願いしたいんですけどね。。。
楽しみにしてくれているのか、からかいたいだけなのか、真意はわかりませんが
僕にとっては不快なんですわ。


というわけで、前回の続きです。

本編は短いので前書きを長くしないとねｗ

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僕らは人の姿が見える方向に歩いていきました。

その先には　立ちんぼが　たくさんいることを　期待して。


「シャチョさん　10,000円でどう？」

なんてテレビでは言ってたんですよ。
そんなのがたくさんいたんです。

「ダメナラ　5,000でもいいよ」

なんて言ってたんですよ。
高校生のお小遣いでもいけちゃうじゃないかという感じですよね。

ちなみに、
僕は高校のころは一般的な高校生よりも小遣いを多くもらっていました。
Ｍは実家が有名な葬儀屋さんでして、金は結構持っていたと思います。
Ｈは実家が医者。で、青森出身なんですが、東京で一人暮らしという贅沢野郎でして、
生活で使う金はすべて自分の裁量で決められる状態だったんです。

とはいえ、おそらく誰もそんなところで金を遣おうとは思ってなかったと思いますｗ


とにかく冷やかし半分に並んでいる姿を見て、ちょっと声かけられたりして


それで満足だったんです。


が。。。






行けども行けども　　　立ちんぼだけは見つからない。




なんなんだこれは。。。と。

テレビと違うじゃないかと。


そこで、「ちょっと奥に行ってみない？」と誘ってみました。
当然のように、ＭもＨもOKです。
奥とは言っても、それほど奥に入る気もなく、一本大きな通りから離れてみようと。
それだけのつもりでした。

現場は、歌舞伎町をはさんで○○町側でしたから、
一本奥に行くだけで、新宿にいるとは思えないほどに暗かったのです。
そんな中に、古びた旅館風情の休憩所が何件も並んでいました。
当然そういう状況を知っていたからこそ、そちらの方へと歩を進めたのですがｗ


当然そういうところがあるんだから、立ちんぼもいるだろうと。
もしかしたら、一戦交えたあとのおっさんとともに見られるかもしれないなんて思いもありました。


が。。。









全然人の姿がない。


本当に新宿ではないような感覚でした。











と、その時です。ちょっと遠いところに明かりが。
かすかに見えたのです。














「逃げろ！」





とっさに叫んだのはＭだったと思います。




「止まりなさい！」


の声とともにパトカーが追っかけてきました。
向こうに見えたのはパトカーの赤色灯だったのです。


「歌舞伎町に逃げるぞ」


歌舞伎町にさえ入ってしまえば、人の数も多いですし、
道が入り組んでいるところもあるので逃げ切れると踏みました。


なぜパトカーに追いかけられたのか。



それを考える余裕はありませんでした。


そのように逃げたか、多少記憶が怪しいところもありますが、
無事に歌舞伎町内に逃げ込むことができました。




翌日。





朝起きて新聞を読んで理由がわかったのです。




3面記事にこうありました。


□□町パチンコ店で発砲事件
死者１名　容疑者は３人組

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あっけなく終わってしまいました。

まぁ、警察がたくさん出動している状況じゃぁね。
立ちんぼもいませんよ、そりゃ。

で。。。

3人組ってｗ